No.042-近視が進みにくくするにはどうすればよいか?

近視が進行する原因としては以下のことが報告されています。

近視が進行するのは
①遺伝
②環境
の2つがあり、最大の原因は①の遺伝とされています。
ただし、②の環境を改善することで遺伝を打ち消すほどに近視が進みにくくするという報告もあります。

環境とは

・日照時間
日照時間が長い県ほど視力が悪い子供が少なかったという報告が複数されています。また屋外での活動時間が長いほど近視が進行しにくくなるといわれています。
この理由としては・・・
①目の中に入る紫外線が網膜のドーパミンを活性化して近視の進行抑えるのが一番の原因と言われています。
②紫外線により血液中のビタミンDが増えるといわれています。また、近視のこどもは血液中のビタミンDが少ないといわれています。ただしビタミンDが近視の進行を抑えているのかどうかはわかっていません。

要するに子供は子供らしく毎日外で元気に遊ぶことが大切ということです。

・近くを見る作業
近くを見る時間が多いほど近視が悪化します。目安としては、勉強やゲームなど近くを見る作業は「30センチ以上離して、30~60分に一度は休憩して遠くを見る」ということを心掛けるといいでしょう。
ある報告では30センチより近く見ることを一日30分以上続けると近視が悪化するとあります。
*ちなみに勉強の時間、テレビゲームをやっている時間、睡眠の時間は視力不良者と関係がなかったという報告もありますが、これらも30センチ以上近寄ってみているとやはり近視が悪 化すると思います。

参考文献
・政府統計による小学生の視力不良の経年推移と関係因子の解析.日眼会誌118:104-110,2014    
・学童の近視進行予防アップデート あたらしい眼科33(10):1427-1433,2016

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2017年11月25日 土曜日