No.026-ブルーフィルターのメガネは使うべきか

「最近ブルーフィルタメガネなる広告を見るが、やはり使ったほうがいいのでしょうか?」と、たまに聞かれるようになりました。

ブルーフィルタというのは主にパソコンやスマホの液晶画面から発せられる「ブルーライト」と呼ばれる光をカットするフィルタです。なのでブルーフィルタのメガネというのは、ブルーライトをカットするメガネということになります。

ブルーライトとは目で見える光のうち、紫外線に近い波長の光のこととされています。紫外線は加齢黄斑変性や白内障など、目に対する有害性が認められています。なので紫外線に近いブルーライトは長時間浴びることにより、同じような目の病気を引き起こすのではないかという意見もあります。

あと、目の中の網膜には、外界の光を感じて体内時計に影響する細胞がある、という報告もあります。この細胞がブルーライトに長時間さらされると、体内時計が狂うので、パソコンやスマホを長時間やると眠りにくくなるという意見もあるようです。

ただし、これらの意見はまだ予測の域をでず、学会で確実に認められているわけではありません。いろいろな企業からブルーライトをカットすると謳われた、メガネやモニターフィルターが発売されており、それらの企業は口をそろえて「ブルーライトは目に有害!すぐに対策を!」とあおっています。

しかしながら、「企業は利益第一」なのは否めないので、それらの宣伝広告を見ても、ことさらに恐れる必要はないかと思います。
仕事でパソコン作業が長くなりそうな日や、連日になりそうな日は、将来のことも考えて、ブルーフィルタメガネにしておこうかな、くらいでいいのかもしれません。

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2015年7月21日 火曜日